赤穂の牡蛎
前もって記しますがこの文章のライターである私自身、実は牡蛎が苦手なんですよね(-_-;)
しかーし!赤穂の牡蛎は、ご当地のお祭り「牡蛎祭り」が行われるほど美味しい牡蛎なので、赤穂にいらしたときは、是非召し上がってください!!牡蠣の産地といえば広島、岡山、三重、岩手、北海道が有名ですがこの有名な産地に勝るとも劣らない牡蠣が「赤穂の牡蠣」です。兵庫県産の瀬戸内海の栄養豊富な海で育てた牡蠣で、普通の牡蠣は2年~3年かけて育てますが、瀬戸内海の明石の鯛で有名な播磨灘の、栄養豊富な海で育つ赤穂牡蠣は豊富な植物性プランクトンを摂取し、他の地域より成長が早いので、柔らかくえぐみの無い、グルメも納得する「1年物の美味しい牡蠣」が食べられます。赤穂の牡蠣の美味しさの秘密は海の環境の良さにあります。牡蠣の養殖が行われている坂越湾は古い昔段丘地形の台地(階段状の台地)が海に滑り込み、海底の形を複雑化し、海流が穏やかな海域になっています。只でさえ3面山に囲まれた坂越湾で穏やかな海域ですが海底の環境も相まって牡蠣養殖に最適な穏やかな海となっています。また西には「千種川」が流れ、氷ノ山後山那岐山国定公園の原生林から栄養豊かな植物プランクトンを運び、この海域に滞留する事も大きな要因で、穏やかでミネラル豊富な海が、柔らかく美味しい「1年牡蠣」を育てるのです。またこの海域の海は汚染が無く陸地と島からの海底の湧き水も豊富で、非常に綺麗な海の為、生食が可能で過去に食中毒の例が無いといわれています。
この牡蛎を餌に鮭を養殖したオイスターサーモンなるものもあり、脂がのって旨味が強い。そしてオイスターソースのような凝縮した旨味成分が豊富で物凄く美味である!もしよければそれも是非召し上がってください!
お食事処は、坂越にある「くいどうらく」というお店がおすすめです。そこでは、生牡蠣の提供をしているので、どうぞご賞味ください。